オカジマは2017年1月より個人型確定拠出年金を始めました。
口座は楽天証券にしました。
SBI証券、地銀、自社(厳密に言うと自社、ではないんだが・・・・ゴホゴホ)、そしてこの楽天証券と4会社を検討しましたが、口座管理手数料が一番高いのが自社。
自社は早速却下です。
とかく、金融機関の方々は自分の所に預金など置いておきたがる傾向がありますが、私はその辺、忠誠心ゼロです。
ここでは公開していないのですがセゾン投信を月1万円積立していたので、その資金に2000円を加え、確定拠出年金の元本に充当しようと決めました。
幸いにも楽天証券がセゾン投信の商品を導入すると言うことですんなり金融機関が決まりました。
普段は貯めたポイントを現金に換算して得た資金などを運用して将来の自分年金用に貯めていますが、確定拠出年金には以前から興味があったので制度導入後早速始めた次第です。
確定申告をして所得控除も受けられますしね。
今回は運用を始めて初の記事になります。
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しかし、確定拠出年金についてはこうも考えています。
題名ですべてを物語っています。
アラフィフな私が12000円を10年積み立てて144万の元本が確保できますが、この元本が1000万円になっているとは・・・思えないですね、普通に考えて。
運用益はあるに越したことないでしょうが、年金としてどれくらいもらえるか考える前に所得控除で所得税の還付を受けるメリットがまず先なのだな、と思いました。
確定申告で還付された分は「得してる」コンテンツでの運用資金に回します。
前置きが長くなりましたが、運用結果はこんなところです。
投信そのものの運用結果はまあ、まずまずというところでしょう。
しかし、24000円の引き落としがあったはずなのに、投資累計額21017円って・・・・どういうこと??
差額の2983円はなに?
初期手数料でしょうな、という結論になりました。
購入した日経BP社発行のこの冊子を見てみましょうか。
老後不安を解消!! 確定拠出年金(DC)をはじめよう (日経ホームマガジン)
- 作者: 日経マネー
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2016/11/04
- メディア: ムック
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この冊子の22~23ページに「個人型DCの手数料を比べると(主な金融機関の例)」という題名の記事があります。
これによると楽天証券は加入時手数料として2777円を(おそらく証券口座から)国民年金基金連合会に払込するようです。
2983円中、2777円分は解消したので残りの206円ですが、これは、国民年金基金連合会に支払う年間手数料の1236円の月割分103円×2カ月分ですね。
これとは別に事務委託先金融機関(信託銀行)に年間768円、月々64円を払込するようですが、どうやら、1月2月分の掛金がまとめて引き落とされた関係で運用益から1回分の64円が引かれる・・・そんな感じなのかしら。
なお、楽天証券は資産残高が10万円以上になれば口座管理手数料を無料にするとしているので、月々の負担167円(103円+64円)でよくなるのかしら、今後は。
どうやらそのようです。23ページの中段に小さな文字で「17年12月末まで資産残高10万円未満でかかる口座管理手数料(月額226円)を無料にするキャンペーンを実施」とあります。
しかし、2983円をあらかじめ口座に入れておけば、24000円の引き落とし分はほぼ全額確定拠出年金として運用できたであろうに、これは失敗でした。
確定申告時の小規模企業共済掛金控除証明書はどのように記載されるのだろうか。
さて、手数料ばかりに触れていたので、肝心の投資商品の内容ですね。
投資金額に対して既に5%、含み益が出ております。
これはまあまあ・・・なのかしら。
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