オカジマ リオです。
9月の末にうちの職場は外回りの正社員1名がが退職、1名は異動しました。
これで今年度に入ってからの退職者は3名、異動1名で4名減なのですが、後補充は一人もありません。
うちの職場の勤務経験が長い、内勤のとある上司。
「これは、異常事態。私はかつてこんな風景を見たことない。空気が澱み切っている。彼らの部屋に行きたくないし、部長とも話したくない、もしかして来年は人員総入れ替えでは」と声をひそめて言います。
実は数字もよくないです。
8月あたりはまだましでした。
それでも大分悪いんだが。
ニッパチっていうくらいでしたが、9月の2倍は数字も件数もありました。
ところが9月に入り、とある商品の販売研修で人員の3分の1が1週間研修入りしたところ、それ以降彼らの販売するメイン商品の数字が全く芳しくありません。
比較的仲良くさせてもらっているMという、外回りのヒラ社員に状況をさりげなく確認してみたら、こんな答えが。
※実際は方言丸出しです、私もMも。
「課長職のトップのOが部長と結託しており(と彼には映ってるようだが)、下位役職社員のやる気を削いでいる。本来課長職は部長の盾になり、我々を励ましまとめる役目であるはずなのに、それが出来ていない。4月の異動で課長が総入れ替えになり、お気にで付き合いの長いO課長が重宝されている。
数字が挙がらないので朝礼も終礼も部長の怒号が飛んでいる。今回辞めたKさんも、おそらくSさんも個人攻撃のすさまじさに耐えかねて辞めたのだろう。今は特に課長代理のKさんに対しての個人攻撃がすごい。
幸い俺は、○○(身元がバレるので商品名は秘密)の成績がいいから部長から余り責められていないけど」
どんなに酷い外道な上司でも、うちの会社は2年もすれば異動でいなくなります。
少なくとも先月末で辞めたKさんならそんなこと分かっていただろうに。
幸いなのは、辞めた3名が心を壊される前に去ったこと、次の当てを見つけて辞めている(であろうこと)です。
私も見ました。
今年課長に上がったばかりのMさん(上記のMさんとは異なる)が部長と別室で対話と称して数字を詰められているのを。
内勤の私とKさんは彼らをこう言って見送ります。
「羨ましいね、私らも早く辞めたいね」
ええ、いつになることやら。
涙と鼻水を拭き拭き、前に前にと進まねばならないのです。
辞めるまでは。