私は高校を卒業後、すぐに今の会社で働き始めた。
その後会社内での異動で業種がいろいろ変わったが、結果的に転職経験がなく今に至る。
株式投資を始めた10数年前は今ほど会社もうるさくなかったし、私もほぼ関係ない部署に所属していたが、現在の部署はFXと信用取引は禁止。
まあ、保険と預貯金、投信に変額年金保険、ガン保険や損害保険も扱えるなら当然の話ですね・・・
その昔、年金に興味を持ち、社労士を目指そうと思ったことがあったが断念。
私の勘違いでなければですが、社労士受験は大卒資格が必要なはず。
最終学歴高卒の私のような学歴の方は行政書士の資格取得経由でないと受験資格すらないことを知り、「例え地元の偏差値40の三流大学でもお金を出して大学入学・卒業することにはこんな意味があるのだな」と思い知らされた。
ハイ、私には学歴コンプレックスがあります。
さて、こんな高卒な私ですが、公的年金関係や退職金に当たってのメリットを挙げるならば、
1・転職、それといわゆる結婚退職をしていないので年金記録が途切れてない。
2・大卒の方に比べて就業期間が長いので同年齢の方と比べて退職所得控除額が多くなる
※60歳の定年退職まで勤務した場合。
の2点でしょうか。
これは私見ですが、これまでの何度かの税法改正でも退職所得控除額にはほとんど手を付けていないところをみると、この制度は変えることなく継続させるつもりが国にはまだあるように思います。
油断禁物ですが。
同じ勤め人でも役員になった方の退職所得控除額は役員になった部分の期間だけ計算方法が不利になるよう改悪されているようですが、役員になる可能性などゼロな私が60歳に到達したときの私の勤続年数は42年。
退職所得控除額は
800万円+(42ー20年)×70万円=2340万円。
確定拠出年金の拠出額が現在月12000円が最高額
※確定拠出年金は今年度から始めます
12000円×12か月×10年としても144万円。
退職金など1500万円も出たら御の字だし、確定拠出年金の原資の144万円がまさか1000万になっているとも考えにくい。
確定拠出年金はおそらく一時金でもらうだろうから退職所得と呼べるものにはおそらく税金はかからないだろう。
あるいは確定申告で還付を受けることが出来るはず、今の税法だと。
一般的には、同年齢でも高卒、大卒の給与は基本給からして異なりますからね。
高卒であることのメリットって会社員が退職するにあたって、と条件を付けるならば退職所得控除の金額くらいしかないのでは?と思います。
その他、何かあったかしら。