仕事が嫌になったとき、いや、理由はどうでもいいのです。
一度は誰しも夢見たでありましょう。
「宝くじが当たったら仕事を辞めてのんびり過ごしたい」
「働かないで過ごしたい」
「田舎で畑を耕して過ごしたい」などと。
私は田舎で田んぼなんかゴメンですし、畑も嫌。
今更実家のような田舎で冬は毎日雪寄せして暮らすなんてとんでもない話。
先日、舅の葬儀の時に親族の皆が集まったとき、夫の弟が姑に「オレ、宝くじに当たったらもう働かない、のんびりと過ごすんだ」とのたまった、という話を姑から聞き、言わなきゃいいのに私はつい、
「自分が当たったら私は誰にも言わずに内緒にしておいて働くと思います」などと言ってしまい、姑に「そんなこと無理でしょ、絶対に話してしまうよ」などと言われてしまいました。
まあ、普通の人はそうでしょうね、普通の人は。
夫の弟は大学3年の長女を頭に高校1年生の長男、小学校6年生の次男がおり、妻は専業主婦・・・・なのかな。
実はよく知らない。
いずれ、どこにもである家庭でしょう。
いずれ男子二人も大学に行きたいというのは目に見えておりますから、40代後半の彼はおそらく少なくともあと10年は子らの学費稼ぎのためにも働かねばなりません。
姑は夫の弟にはに何らかの補助をしているとは思いますが、嫁は知る必要はないでしょう。
知ったところでどうしようもない。
私は長男の嫁ですが子供はおりません。
残るのは長男及び私の血ではなく、夫の弟及び夫の弟の子供たちです。
私は姪甥と呼べるほど、または彼らに叔母さんなどと呼んでもらえるほど夫の弟夫婦もその子らとも交流はありませんし、彼らの世話になるつもりもありません。
今までもこれからも多分必要最低限の親戚付き合いにとどめると思います。
そもそも、大嫌いになるほどの理由が生まれるような濃い交流がないのですよね。
冠婚葬祭以外での交流がない。
皆無と言っていい。
用事がないので電話もしないし、無論舅姑の悪口など言いようもありません。
住んでいるところもお互い東北地方とは言えかなり離れているし。
私はCFPの試験で半年に一度は仙台には行きますので仙台近郊に在住の夫の弟夫婦にはその気になれば会えますが、メインが私のCFPの受験なので、不用意な訪問で時間もお金も気を使うのもお互い勘弁でしょう。
加えて私ら夫婦には長らく盆暮れ正月のマトモな行事が無縁でしたし、(夫はそもそも仕事が休みじゃないので)夫の弟は休みも不定期でこれまた盆暮れ正月の行事など一切関係ない職場。
これまではそうやって親戚付き合いは無意識のうちに避けて通って来れました。
これからはどうなるかな。
姑には「あっちの(血の)方が残るんだから保険の名義書換ではお母さんの死亡保険金があちらに多く渡るようにしてください」と話しましたが、夫も同じような認識でいるようです。
もっとも夫は、高額現金が面倒くさいという認識でいるようですが。
話を戻します。
完全リタイヤ、セミリタイアされた方はある意味、自分で宝くじの賞金を作ったようなものと言えます。
お金、あるいは有価証券かも知れませんが、塊という意味では一緒ですよね。
ただ、単に高額賞金の宝くじが当選した人と根本的に異なるのは「自分が貯めたお金からどのように効率的にお金を生み出すか」ということを考えて貯めてきた人たちなのですよね。
テクニックや運用の上手い下手ははともかく、そんな思考が身についている人だと思う。
宝くじが当たったと喜び、それで仕事を辞めることを考えている人は其の辺の認識がおそらく薄いか、あるいは全く持ってないのかもしれません。
いわゆる資産運用の観点があるのかどうか、ですが、1憶円、あるいはそれ以上でも当選した!!と言っても運用できるノウハウを自分が持っているわけではない。
すぐに勉強し始めても身につかない。
百歩譲ってみずほ銀行(なぜみずほだって・・・・??言う??)かその関連会社、みずほでなくても金融機関ににお願いしたところでいいカモにされるのがオチです。
不動産でも買ってみるかって・・・・??
素人がやるにしては個人的には株より難しいと思いますよ。
大金も入ったことだし、どうせない金と思って・・・・・やってみるって??
私は嫌ですね。
どうでしょう。
資産運用は万一宝くじがあたった時のお金の運用の練習方法だと思えば、一般の、投資に縁のない方々は食いついてくるかな。
そういう方々に限って1円も損したくないなどど言うしな。
メンドクセー方々。
さて、私ですが、そもそも宝くじを滅多に買いません。
数年に一度、気が向いた時にスクラッチを購入する程度。
なので、宝くじが当たったら仕事を辞めて暮らしたいなどという考えは根本的に成立しないのですが、もし仮に1億円当たっても絶対誰にも言いません。
ブログにもアップしません。
住所氏名を特定されて命を狙われて殺されるかもしれないし。
米国株になるのか日本株になるのか、其のへんは分かりませんが、配当や株式優待を生むものに投資して、年間いくばくか(自分としては200万が目標)の配当を得て、仕事は完全にではないですがリタイアします。
もう働きたくはないのですが、世間体をほどほどに保つ程度にはね。
それこそ資産運用会社でも設立する??
そう考えればお金を殖やすと言うノウハウも悪ではなく、むしろ自分の身を助け、守ることなのです。
仕事で特殊技能を持っていて、それがメシのたねではある夫の弟ですが、資産運用の観点がありますかどうか。
そこは兄嫁が口出すことではありませんよね。
同時に甥姪の欲しいものを兄貴である夫にたかるのは筋違い。
ばあちゃんに頼るのが一番ですよ。
合法的に出来ますからねえ。