オカジマリオの年金づくり・第二期

老後資金の自己運用の結果とCFP受験についての備忘録。遂に含み益込みで1000万円達成しました!!

【雑談】親の呪縛

オカジマ リオです。

今日は数少ない、私の友人の一人について語りたいと思います。

私以上に変人でケチ(失礼)の独身女性です。

なお、彼女はこのブログの存在は知りません。

 

彼女は高卒後公務員となり、転職せず今に至ります。

わたしたちは高校2年の時にクラスが一緒になり、それ以来の仲です。

今は知りませんが、当時その高校は2年生になると進学・就職とクラスが分かれ、さらに私の旧姓と彼女の姓の頭文字が一緒で、出席番号が1番違いだったのです。

 

彼女は学年でも5本の指に入るほどの成績の持ち主でしたが、大学進学は希望していませんでした。

実家の母が心臓が弱い上、父が高校二年の時に交通事故に遭ってしまい、体が不自由となって定職についていなかったという事情もあり、さらに一人っ子でしたから両親には「将来は私らの面倒を見てくれよ」と言われて育ったようです。

 

彼女の父は次男でしたが、長男である兄、つまり彼女の叔父は、新幹線沿線の駅前の土地を所有する大地主でした。

なんでも資産5億円・・・??

資産家にありがちな資産運用でしょうが、駐車場やアパートを数多く所有しており、業者を介さず、自分で何もかもやっていたようです。

 

余談。

私は以前この叔父さんに「大○建託ってどうよ」と質問されましたが・・・・何で私に聞いたんだあの叔父さん。

不動産なんか私、持ってないのに。

 

この叔父さんも相続で土地など相続したようですが、相続時に兄弟連中と紛議になり、以来、行き来があるのが彼女の父親だけだったようですが、彼女の父にはその分け前は何も行かなかったようです。

 

高校生の頃、彼女の「実家」に遊びにいったことが何回かあります。

小屋かよ、というような古くてボロボロの真っ黒いアパートでした。

私の母の従姉妹も新婚時代に住んでいたのですが、遊びにいった母曰く「○○荘に住んでいるのあの子??当時からあそこは古くって・・・よく住んでるね」というくらい古く、風呂もトイレも共同でした。

彼女の部屋は2階にありましたが、屋根裏部屋みたいに、天井が斜めになっていました。

 

彼女の不快なケチっぷりは、就職してから知ることになります。

 

  

食事しても割り勘は1円単位ででした。

財布に小銭を入れておくのが嫌いな子でした。

家計簿はしっかりつけて弁当も毎日持参。

ここの男性読者にとっては理想的な嫁であったでしょう。

人生設計も堅実でした。

「23歳で結婚して30歳までに子供を3人産んで、共働きで、夫になる人は次男か三男」と高校生の時から言っているし。

20歳の時にはもう、証券会社に口座を開いていて、金の売買か、金を購入するかしていたはず。

 

人生設計は今思えば、親、特に母親からの刷り込みだったと思います。

どこの家の母も耳元でそっと唱えるのでしょうか。

母の願いを。

自分の理想だった人生を。

あるいは、子供の成長を妨げ、人生を狭める結果になるけど、母である自分を捨ててしまわないような願いを。

 

時は流れ、彼女は未だ独身。

「多分一生独身だろうな」と思っていた私があっさり、20代で結婚しました。

 

彼女の両親は数年前に相次いで亡くなり彼女自身は一人っ子なので、彼女に三親等以内の相続人はおりません。

 

下世話な話ですが、こんな金銭感覚の持ち主なのでカネは腐るほど持っているはずです。

30代前半で既に3000万円はあったでしょう。

昨年5月の10連休の時も会いましたが、彼女は壊れたバッグとショルダーをビニールひもでつないで使用していました。

100均が大好きで、身の回りの小物は大半がそれ。

荷物が多いです。

だからバッグも壊れるんだが。

 

私同様、お金は大好きなはずの彼女ですが、私とはお金の話をしません。

私に「何かやってくれ」と頼まれるのを恐れているはず(笑)

50歳前後になった今ではおそらく預貯金だけで1億は持っているはずです。

 もうセミリタイアできるっちうの。

 

しかし、彼女は「定年まで働く、置いてもらう」といい、毎月80時間超の残業にも耐えて働いています。

土日のどっちかは疲れを取るため1日寝ていると言うし。

 

もう、彼女は結婚するつもりはないようで、私の夫が亡くなったら私と同居することになっています。

でも・・・私はゴメンだな。

いくら友人でもね。

月1回会うくらいでちょうどいいわ。

 

彼女は・・・・親の言うことが頭の隅にあって結婚できなかったのか。

それとも、タイミングが悪くてたまたま結婚相手に恵まれなかったのか。

その質問に彼女はこう答えました。

 

「いや~うちの親さ、30過ぎてもアタシに結婚する気配ないからさ、『長男とか次男にこだわらなくてもいいから、もう、●子(注;彼女の本名)が結婚したい相手と結婚してもいいよ』っていうんだけど、もっと早く言ってくれって感じだよね~」

 

彼女には当時、腐れ縁と言うべき彼氏のようなセフレのような存在の同年齢の男性がおりました。

当時、大学院生でした。

その後いわゆる大手メーカーに技術者として就職し、海外出張や勤務もあるような方でした。

彼も彼女も一人っ子。

 

そうこうしているうちに彼が二股かけていたのか、あるいは彼女が2番目だったのかは不明ですが、彼ができちゃった婚をしてしまいまして。

夜中に電話でたたき起こされ、オンオン泣きながら話す彼女を慰めた記憶があります。

 

親思いの子供は憐れです。

親の期待に応えようと彼ら彼女らなりに考えても、人生がうまく回りません。

彼女ぐらい高校の成績が良かったら、今の私が親ならおそらく奨学金で大学に行かせることを考えたでしょう。

しかし、親も彼女本人もそれを望んではいなかったのですよ。

 

彼女には話せません。

多分、親の囁きというか、呪縛がなかったら多分もっと自由に生きれて幸せだったよね。

アナタ、私よりずっと男性からモテてたし。

趣味が合う男子がいつも周りにいたじゃない。

その辺からして私と違うじゃん、とね。