オカジマ リオです。
先日、以下の商品を購入しました。
個別株や投信に投資する金融リテラシー高めの知識ある方々にとっては、手数料ぼったくりの悪名高い保険(または年金)であることに違いはありません。
が、私はそれらを売る身でもあるため、お勉強は欠かせません。
身銭を切るのが一番の勉強法なのです。
ところで、私はすっかり忘れていました。
昨年の1月、ちょうどアップルショックの頃。
1ドル=104円台になったことがありました。
「もしかして、変額年金か保険を買うなら今かも」
と思いましたので、私は地銀の積立から一部引き出し、一部は日本株に投資しましたが、
100万円で第一フロンティア生命の「プレミアカレンシー・プラス2」を購入していました。
実は、この商品が「目標値に達した」とおしらせが先日ありました。
日本株に投資した結果は、この記事で触れています。
シベールは民亊再生法適用・・・・トホホ。
コメ兵は損切り。
一方、石川製作所は成功しました。
話しを戻します。
第一フロンティア生命の「プレミアカレンシー・プラス2」をざっくり説明します。
出来れば、PDFファイルを見ながらの方が分かりやすい??と思います。
1・契約時費用:基本保険金額に対して3.5%
3.5%ぉ??
運用期間5年の場合です。10年だと、なんと6%もかかります。
窓販の投資信託もビックリの手数料です。
仮に100万円を費用込みで購入しても、965,000円くらいしか買付に回りません。
35,000円から販売銀行に手数料とやらが支払われるのかしら。
2・円換算での目標値、通貨を設定します。
目標値は105%、あるいは110%~200%の10%刻みで設定します。
ちなみに私は105%に設定し、通貨は米ドルにしました。
豪ドルはあまりなじみがないものですから。
3・目標値に達したら、円建て終身保険に移行します。
他にも方法があるようです。
・解約して日本円で受け取る
・年金として受け取る
今回、私は日本円で受け取ることを選択したため、4月中には105万円ほどが受け取ることが出来る見込みです。
えーと税金はどうなるかしら。
PDFファイルによると、加入して5年未満なので、払込金額と受け取った金額の差額が源泉分離課税、とありますね。
ん?でも円建て終身保険に移行した、と先日の通知にはあるけど??
円建て終身保険に移行すると一時所得として税額計算される、とあるので
所得税はゼロ?住民税もゼロ??
所得税と住民財の合計で1万円くらい引かれると思っていましょ。
おそらく確定申告は必要なはずです。
所得税で不要でも住民税の分は。
100万円が105万円。
1年2カ月で目標に達したことになります。
しかし、米国株投資をしていた人は言うでしょう。
米国株に投資していた方が運用成績がよかったと。
タラレバになりますが、ここで試算してみましょう。
同時期、私はVTを購入していました。
19/01/08 | 01/04 | 外株 | A1646 LVS LAS VEGAS SANDS CORP C |
配当 | 38 株 | 0.750 US$ | 20.45 US$ | |
01/04 | 外株 | A2758 VT VANGUARD TOTAL WORLD ST |
特定 | 買付 | 20 株 | 65.000 US$ | -1,306.31 US$ |
12/25 | 外株 | A2758 VT VANGUARD TOTAL WORLD ST |
特定 | 売付 | 20 株 | 80.670 US$ | 1,605.38 US$ |
@65→80
ここ1年では83ドル台に上昇したのが最高ですから、まあまあ?の取引だったでしょう。
日本円を米ドルに替えるタイミングもあるので一概に言えませんが、この保険を申込んだ時の為替レートがドル建てで9,100.01ドル。
1ドルが109円89銭の計算です。
9,100ドルでVTが何株買えたかと言うと
9,100÷@65=140株
※手数料は考慮しないことにしましょう。
このレートは為替ヘッジや手数料などを考慮したレートでありましょうから。
これが80ドルまで上昇しました。
@80×140=11,760ドル
11,760-9,100=2,660ドル
2,660ドル×21.315%=約540ドル38セント
2,660-540=2,120ドル
1ドル=109円とすると
※VTの売りが約定した12月25日、この日は1ドル=109円40銭ほどで取引されていました。
109×2,120=231,080円
計算上ですが、米ドルに替えてVTを購入していた方が儲けが大きかったと言うのがお分かりですね。
しかし、この時期にこのタイミングで償還されるかも・・・誰が想像したでしょう。
まずは、振込を待ちます。