私のことではないぜよ。
それは3月の末のある日の話。
数年前に退職したOBが投信を買いに窓口に来ておりました。
額面300万円。
窓販の投信ですから手数料もボッタくりの如し、3.3%です。
商品名は身バレが怖いので勘弁ですが、日本小型株といえばどんな商品か見当が付きましょう。
ひふみプラスに似たような商品だと思っていただければ。
そして先週、その方はあっさりその投信を解約なさって行きました。
取扱者によると「○○さん、34万円プラスだったよ、すげーな」とのこと。
それが税引後の話なのか、手数料3.3%を含まないでの話なのかは不明ですが、いずれ、10%プラスになったので利益確定したのでしょう。
この方、私より3歳上の独身男性で金融関係、特に投信のスペシャリストな上司だったのですが、退職を突然宣言して皆に惜しまれながら去りました。
不眠で、仕事に支障をきたすようになったのが退職の原因とか。
しかし、再就職先がビックリです。
なんと同業他社もいいところ、某地銀本店なのです。
もっとも仕事内容は金融業務からは完全に外れ、しかも勤務時間は午前中だけらしいです。
いわゆるパート??
某地銀の面接官の方には
「本当に辞めて来て大丈夫なのですが、本当に当行でこんな仕事の内容で大丈夫なのですか」
といたく心配されたようです。
でしょうね。
「退職したら、オプション取引を始めたいな」と嬉しそうに語っていた元上司。
実は意外といるのではないでしょうか。
金融関係に足を突っ込んでいるため、株取引や信用取引をしたくても出来ない方々が。