オカジマリオの年金づくり・第二期

なりたてCFP認定者の老後資金の運用記録。含み益込みで1500万円台と1600万円台をいったりきたりしています。

【金融機関女子】オカジマ家の遺産分割協議(3)(長文)【閑話休題あり】

 前記事はこちら。

rio-okajima.hatenadiary.com

  

rio-okajima.hatenadiary.com

 

これ以降は生々しい現金や数字の話になりますので閉じます。

このブログを読む方であれば抵抗ないのでしょうがやはりね.

 

先日、少し早かったですが舅の一周忌の為盛岡入りしました。

 

rio-okajima.hatenadiary.com

 

その際に、姑から相続税の納付の為の資料と、土地の名義書換に係る資料を「後学のため」見せてもらいました。

 

※一旦、話題が遺産分割協議から離れます。

 

資料を見せてもらったのはあくまでも「後学のため」です。

嫁には相続権はありませんし、更に私は石女で、子孫繁栄には何ら貢献してませんしね。

 

姑曰く、相続税のことを指摘したのは私だけだったようで(嫁がそこまで出しゃばると言うかしら?)私の夫に至っては届いた遺産分割協議書も相続税の申告書の写しも見ようとしませんでした。

夫の弟もその嫁からも何らその件に関しては連絡がなかったようで・・・・

 

ま、姑が隠しているだけかもしれませんし、その辺はね。

 

で、私が腑に落ちなかったのが・・・

うちでは何故相続税の納付が必要だったんだろう??ということです。

5万円くらいでしたが。

 

夫の受け取った死亡保険金は500万円、と死亡保険金の非課税の範囲(500万円×3=1500万円)内なのに、と思いましたが、どうやら死亡保険金の総額の半分は夫の弟に渡っているようです。

夫の弟が受領した死亡保険金の総額は1500万を超えていたこと、加えて生前贈与とみなされた分の現金の受け渡しがあったことも書かれていて、夫の弟には全部で2000万円ほど渡っていることになっていました。

一方、夫が受け取ったのは死亡保険金500万円のみ。

 

夫の弟は生前贈与を含めて2000万円は貰っている

畜生め!!

 

とここで普通は「争続」が発生してもおかしくないのでしょうが、姑の話では生前、舅が亡くなったら夫の弟を受取人にして1000万円を支払うように終身保険に加入していたようです。

3人の子の教育資金として使えよ、ってことらしいです。

 

姑は夫の分、夫の弟の分の相続税もすべて払ってくれていましたし、私としてはこれでいいと思います。

夫はそのことは知っているかは知りませんがね。

 

正直。。。教育資金などいくらあっても限ないですからね、きっと。

特に、県外に子息を出すとなればなおさら。

海外留学したらどんなことになるのでしょうか??

 

首都圏に在住の方々はそう言う意味でも有利ですよね。

大学の数も多いし、人生に選択肢も広がる。

そして何よりも、自宅住まいだったら仕送りしなくていい。

 

夫の受け取った死亡保険金500万円は超低金利ではありますが、定期預金にしました。

多分、定年までは手をつけずに済むと思います。

 

※で、ここで遺産分割協議に話を戻します。

 

ところで、盛岡の自宅にあった資料を見せてもらいましたが、どうやら当初、預貯金分に関してはは夫と夫の弟と按分するような案もあったようです。

相続税のシュミレーションの結果が残されていました。

で、税理士さんと話しあった結果、預貯金に関しては姑が全額受け取り、基礎控除を使った贈与を何年か(私は2年と言われています)行うことにしたほうが相続税が安くなると言う結論に達したようです。

夫、私、夫の弟、弟の妻に毎年、姑から生前贈与を110万円するようになるようです。

私はてっきり、姪や甥にも生前贈与をするのだろうと思っていたのですが、そこは「お父さん(舅)の死亡保険金が渡っているのだからいいだろう」とのこと。

てっきりもっと渡すのだろうと思っていたのですが、そんなもんなんでしょうかね・・・・

 

配偶者の相続税計算をする場合、課税遺産相続から控除される額は法定相続分の2分の1か1億6千万かの多い方のいずれかですからね。

それをフルに活用しない手はないでしょう。

つまり、最高1憶6千万円。

法定相続分以上の金銭を姑は手にしているのですし、相続税を払っていますから夫の弟にも同じことが言えます。

 

と言うわけで9月某日、夫および私の通帳に110万円、振り込まれてきました。

夫分は超低金利ではありますが、また定期預金にしました。

 

夫は投資商品にはほとんど興味がありません。

 

私の分はどうするかって??

そもそもいただくわけにもいかないお金ですが、「これは分かれているけどそれぞれの家の分として送金するのだ」(姑談)そう。

なので私は夫に「これは私の分として私が取得していいか(勝手に使っていいか、という意味ではない)」と聞いたところ、OKが出ました。

その金をよこせ、とは夫も言ってきません。

そもそも、自分が受領した110万円分は私が「定期にしたよ」って言ったのですが、夫「ふーん、分かった」

以上。

 

あっさりしたものです。

 

 

私の分はこれがベストな方法かは分かりませんが、現在某証券会社(ってカブコム証券ですが)にあるNISA枠を2021年からは「セゾン投信」に移し、このNISA枠を使って合計で月10万づつでセゾンバンガードと資産形成の達人ファンドを購入することにしました。

すでに9月10月と20万程(2か月分)、NISA枠を使用しないで購入していますが、その辺は気にしないで行こうと思っています。

次の年の110万円が実行されるのかは口約束ですし、その前に姑がポックリ・・・などという可能性もあります。

私にすれば入金される予定のないお金、当てにしないお金ですが、やはりここはなかったことにして寄せておくべきでしょう。

ですが、なかったこととしてこの「年金づくり」のお金として管理するのは適当ではないでしょう。

www.saison-am.co.jp

私のやり方ですが、2つの商品を月5万円づつ積立、ではなく、少々面倒ですが以下の方法です。

やっている方も多いと思いますが。

 

・最初は5万円×2種類で購入。

・次の月の月末、二つのファンドの残高に10万円を加え、それを2で割った分が各々のファンドの残高になるようにファンドを購入。

・これを資金が尽きるまで延々と繰り返す

 

NISA枠が年間120万円、贈与税基礎控除を利用した贈与額が110万円。

数字が非常に近いのでこれを利用しない手はありません。

 

NISAの制度は120万円をフルに使用できるのはあと3年ほど。

今年、カブコム証券ではNISA枠を19万しか枠を使っていないし、日本株に投資するかは今後不明なので、これでいいと判断しました。

今後、株の配当に税金がかかることになりますが、それよりかは運用でお金を殖やす方がずっといいかしら。

 

殖えるとは限らないけどね。

 

つまり、セゾンバンガードが下落しているとそちらを多く買うことが出来ますし、資産形成の達人の方が下落していればそちらを多く買うことが出来る、ということです。

毎月これでリバランスしていると言うべきか。

各月の月末で追加購入することで時価の残高が一旦均一になりますが、あとは相場次第で変動するでしょうし、この方法だと単純に下落している銘柄を必然的に多く買っていけます。

相場のことは何も考えなくていいですし。

 

仮に2ファンドとも元本割れしていても「残高を均一にする」ということで手段にはなんら変わりないですしね。

 

この部分についてはいずれ、ブログ内で定期的に記事にしようかしら、と思っています。

確定拠出年金のようにね。

 

 

さて、この記事、実はまだまだ続きます。

姑は本当によくやったと思います。

疲れたと思います。

私が今後、そう遠くない将来に自分の母の相続を行う時に参考にしなければいけない部分がたくさんありました。

 

当初、姑は「土地と家の名義を私の夫にしようか」と言っていたのです。

しかし、夫はこれを「いいよ、母さんの名義で」と言いました。

私はその資料も見せてもらいました。

相続税の確定申告をすることになったわけですから当然土地家屋調査士が入り、測量した結果や登記簿謄本の写しがあるわけで。

つまり夫の実家の土地建物の評価額も私は知っているわけです。

知っていると言うより、資料から読みとれるスキルがある、と言う方が正しいでしょう。

 

そんな嫁いる??

それと、普通は嫁には見せないものでしょう。

 

なお、夫の実家は自宅が盛岡駅前にあるとか、土地の1平方メートル単価が30万超えるとか、そんなことは一切ありません。

しかし、姑が亡くなった時に土地を相続するのは多分夫でしょう。

その時の取得価額ってどうなるっけ・・・・??

 

その辺も踏まえて次回は記事を書こうかしら、と思います。

それと、相続税を姑は金融機関で納付していましたが、当然金融機関のひとたちって・・・・

お金の匂いには敏感な種族ですから、何か仕掛けてきますよね???

うふふ。

 

これも後学のために記事に残しておく価値があると思います。

長文最後までお読みいただきありがとうございました。