本年3月31日を持って○○株式会社を退職したオカジマです。
自ブログで昔、こんな記事を書いていたのでリンクを載せておきます。
退職所得控除については別記事に書くとして、ここに上げていたリタイヤの必須条件(私なりに考えたのでしょう、当時)が興味深いので振り返りたいと思います。
リタイヤの必須条件は
1・まずは夫婦共々健康であること。
一応健康・・・なのかな?
私は更年期と言われる年齢に差し掛かり、正直いうと体調は十全ではありません。血圧も高めです。
そして、痩せないと。
夫は事故の後遺症で3カ月に1度、脳外科に通ってます。
あと、消化器系に難あり。
まあまあ、ってところでしょうか。
これを維持していくことが課題です。
2・両方の親はピンピンコロリで逝くこと。
この8年で舅も実家の父も亡くなりました。
姑は「元気溌剌」ですが、実家の母がちと心配。
ここの部分はおそらくですが、介護費用や入院費用を負担しないといけなくなるっている部分を心配してのことだと思われます。
3・今ある資金は年3%以上で運用し、退職後も年3%以上で運用すること。
正に今年退職した私。
年3%・・・出来るかな。
頑張ります。
4・生活レベルを上げない。むしろ下げるくらいでないと。
私個人の課題は装飾品としての貴金属には興味がないものの、会社員時代はバッグで散在する部分がかなり大きかったです。」
あと、衣類にカネのかかる面倒臭い女でした。
が、退職とともにその辺の物欲は消失・・・というより、徐々にお金をかけないように努めては来ました。
オカジマ家全体としては食費が課題です。
主婦系の雑誌には「夫婦、子供3人で月5万円!!」などという記事が載ってたりしますが、オカジマ家にはありえません。
貯蓄は予算どおり出来てましたが、食費は外食費込みで月10万越えたこともあります。
まあ・・・あれは正月用品買いこんだし??(理由にならない)
今後食費とその他雑費込みで月7万程度まで落さないと夫も退職し、完全にリアイア生活になった時に苦しむでしょう。
5・年金は夫婦共々65歳支払開始、年間120万円×2をキープ
日本国よ、せめて65歳で満額支払開始は守ってほしいです。
ですが、定年を65歳にしていると言うことは・・・年金の支払はもう少し支払が先になる可能性が大ですね。
年金額も、私の退職で減額は確定ですが、その部分は国民年金基金で若干上乗せの予定です。
それでも夫婦2人分の年金が年間240万円で生活のすべてを賄うのはかなり厳しいでしょう。
生活費のサイズダウンは必須です。
資産運用も並行して行うべきなのは言うまでもありません。
それとも死ぬまで働くか。
働く、それでもいいでしよう。
私は、その気になれば金融系ではまだ現役で稼げると言う自負はあります。
ですが、再就職で前職と同様の仕事を選択するのかと問われれば答えはノーです。
話を一旦ずらします。
あらゆることで、良質なサービスを無料で受けられるなんていう虫のいいことを私を含め、顧客側はもう考えない方がいいような気がします。
金融機関で言うなら、預金残高が多い位で粗品を上乗せしてくれるわけでも無し、預金の金利が上乗せになるなんていつの時代の話??
無料。
その響きには何か裏があると思わないと、と思うくらいには私も年をとりました。
無料でここまでやったんだから、そちらさんでは何かくれるの?
提供して下さるの?
それに相当する見返りを期待するものでしょう。
顧客側からすればそれが金銭なのか、ポイントなのか、サービス提供する側は説明した商品の金額の上乗せなのかその辺は時と場合により異なるでしょうが。
自分で探してきて誰にも教えずこっそり楽しむ、得するっていうことがこれまで以上に増えるようにも思います。
情報を皆と共有した結果、サービスダウンになったり、サービスそのものが無くなってしまうのは本末転倒ですからね。
一見さんお断り、紹介者の仲介が必要、など、顧客の囲い込みがどんどん広がって来ているようにも思います。
そうなると、公的サービス、例えば公務員、区役所、県庁市役所、それに準ずる所で働くっていうのは割に合わない、っていう考えになるのはよく分かります。
これらは「公僕」と言われる人たちですから、個人的に好き嫌いがあっても皆に平等に接しなければなりませんし、何よりも税金で給与の全額が賄われている方々?
そして極端な話一見さんばかり相手にしないといけません。
コミュ障には辛い職場だと思いますが、なぜ皆行きたがるのだろう。
給与が安定してるから??
そもそもこの人たちにチップを渡して自分に便宜を図ってもらったり、手足のように働いてもらうことが贈収賄に当たる可能性があり、ルール違反です。
この方々に気持ち良く働いてもらうようにするには納税者としてはどうしたらいいか?
まず、納税ですよね(笑)
それも気持ち良く、遅滞なく支払う。
あとは・・・・良質な公的サービスを受けるためには積極的に当該手続に関することをいろいろ調べたり、勉強したりすることかな。
確定申告で所得税の還付申告っているのは権利(笑)、ですから。
公務員も人ですから、物分かりのいい人の方が好きですよね??
話戻します。
6・夫婦共々退職金は最低1000万円×2
私の場合ですが、退職金は1000万円は貰えました。
金額は公開しません。
まだ殺されたくないので(笑)
夫もこの分だと、多分大丈夫・・・・かな??
7・現在賃貸だが、住宅は2200万円以内で購入する。出来ればマンションで。
今のところ、住宅を購入する予定はないです。
夫は私より年上なので、いくら現在会社員で65歳定年だとしても住宅ローンを組める金融機関がないでしょう。
無論、無職の私は無理。
お互いの退職金を持ち寄ってマンション・・・と言う方向になると思いますがどうなることやら。
8・クルマは現在私だけ所有しているが、70歳以降は運転をしない。
多分、私が60歳の時に新車を購入しますが、おそらくはそれが最後になると思います。
いくら医学が進歩しようとも、老化現象は遅らせることが出来ても、止めることが出来ないでしょうから。
そうすると、車の購入資金の積立や、資金を寄せておくことをしなくてもいいというメリットがあります。
一括金で準備する必要が無くなります。
交通の便が悪く、車必須の地域に住むと言うことはそれだけ出費がかかりますから(本体価格、駐車場代、ガソリン代、車検代、自動車保険料、自動車税などなど)、自分の老化と相談しなければいけない、実は重要なことなのです。
9・寿命は89歳まで。それ以降生きる資金がないので。
痛くなく、楽に死にたいとは思います。
死んでいくのも難しい、と言ったのは亡くなった実家の父でした。
3の
今ある資金は年3%以上で運用し、退職後も年3%以上で運用すること。
が実行できれば、多分お金には困らず済むでしょう。
今現在は私も資金を自分で動かすことが出来ます。
パソコンでも、キャッシュカードでも操作が出来ます。
しかし、8じゃありませんが、いずれ自分も年をとり、認知症やアルツハイマー病を発症する可能性はあるでしょう。
そうしたらお金が引き出せない可能性が出てきます。
出金を自動化するシステムを自分で構築するか、または既存の制度を使用して名義人本人(私や夫)が認知症になってもお金を引き出して面倒を見てくれるように整えておくことが必要でしょう。
いま思いつく範囲で書けば、任意後見制度か成年後見制度、家族信託の利用になると思いますね。
他にもあるかしら。
過去の自分の記事をたまには読み返してみるのもいいものですね。
後篇はまた後日。