間もなく某金融機関を退職して半年になろうかとしているオカジマです。
今回は長文なので閉じます。
コンテンツで【金融機関女子】を謳っておきながらなんですが、ワタクシ、人とかかわるのは苦手。
ホント嫌でした。
仕事でなければ誰が。
CFPの受験勉強の知識に救われたのは確かです。
このブログも読者数が増えないのがいい証拠。
だから、愛想も素っ気も無いので(若い頃よりましにはなりましたが)上の受けもよくないし、会社でも出世しないだろうと言うのはもう分かってました。
人当たりがいい人が出世する、コミュニケーション能力が高い人が可愛がられる。
これはどこの業界でも同じでしょう。
今でも、私に不必要なくらい愛想のいい奴は何かしら下心がある、とマジメに思っています。
特に、私が退職してからも付き合いを続けようとする奴は。
私も嬉しいけど、私と付き合って何かメリットがあるからでしょ?
そう思ってしまいますが、さすがに口にはしません。
一日中一人でも平気です。
ついでに言うなら、BGM代わりのテレビもいりません。
図書館をよく利用しますが、場合によっては耳栓します。
その方が集中できますし、日によっては子どもの声がうるさいので。
CFP認定者になるために頑張ってきたにも関わらず、私の根っこは本当に幼児的。
こんなもんです。
なのでマジメな話、こっそりお金を稼げないか、いわゆるデイトレ、専業投資家でご飯が食べられないかって考えたことは何度もあります。
当時は株式投資をしてもなんら問題ない環境におりましたし、才能はありませんが山っ気がかなり強い人間だという自負はあります。
コミュ障と山っ気の間には深くて暗い川があるように思いますが、人間と言う者はこのように矛盾した存在なのでありましょう。
なんてね。
さて、表題についてですが、既にこんな文章がUPされています。
やはりいるのでしょう。
人とかかわり合いたくないけど、生きるために何とか日銭を稼がねばと思っている人が。
記事は初心者向けのものらしく、「まず証券会社に口座開いて資金を入れて年何パーセント稼がねば行けないか考えて」「生活費は絞れ」「社会保険はしっかり考えろ」などとありきたりな内容ですが、これはきちんと考えねばいけないでしょう。
仮に手元に運用資金が500万円あったとして、年15%の運用益でも税引後で60万円弱しか手元に残りません。
その前に年15%=月1.25%。
ざっとですが、税引後で月5万円。
運用資金が1000万円なら10万円、になります。
月5万でも10万でも・・・元本減らさずに入金があるとすれば嬉しいですよね。
あとは生活費はかからないにこしたことはないし、自分が病気した時にはもう国民健康保険しか加入できないであろうから病気にはならないような生活、体つくりをする、とか。
そのためにはしなければいけないことは何だろうとか、おのずと分かってきますよね。
生活費はどこを削ろうとか、出費を抑えねばいけない部分とかが。
前の会社で投信取扱者になってからは株式投資は極力抑えてきました。
でも退職しましたし、その辺の制約はもうないでしょう。
強いて言うと夫の会社関係には投資しない方がいいだろうと言う気はします。
遅くとも2年後には、健康保険は夫の扶養に入るか、国保でやってくか決めないといけませんが、来年度も健康保険は任継にするつもりです。
iDecoもやってるし、国民年金保険も払っているし、その辺はぬかりないはず。
国民年金基金も、iDeco分を考慮して今現在払込可能な分で満額加入しています。
あと問題はCFPの資格をいかに生かすか、なんですが、CFPだけだと心もとないので士業のダブルホルダーを目指すことを考えています。
なのでCFPとしての開業は当分なしでしょう。
実はそのための短大、大学進学です。
4年後、多分大学を卒業できるとは思います。
しかし、既に60近い私にどんなニーズがあるか。
これからの暮らしをしてみないとこれも分かりません。
仮に私の運用資金が1億、2億になったとします。
そこから年15%で1500万円、税引で月100万円の売買益が得られたとします。
自分の金銭感覚が狂ってなければ、インフレが進み過ぎてなければ、月100万あれば自分の会社員時代の給料のざっと3倍以上、実際はそこから健康保険料をを引かないといけませんが、実際は月100万も稼がなくても生きていけるでしょう。
あるいはこの金額なら配当金だけで生きていけるかもしれません。
問題は、個人であまり持ちすぎていると、国は資産保有税(実際どういう名称になるかは分かりませんが)をかけてくるのではないか、という点。
なので資産運用会社にして法人成りするのも一つの考え方でしょう。
運用益や配当金を自分の会社の給料として貰う。
これも以前考えましたね。
資産も無いのに。
現時点での結論
株でご飯を食べていくことは現状では無理だけど、老後資金に上乗せしたり、小遣いを稼ぐことは出来るでしょう。
稼いだ分を自分のスキルアップにも使うのもあり。
でも、会社員だった頃のような給与額の金銭を継続して生み出すのはおそらく無理。
退職金を使ってやろうとも思ってません。
私に「人の知らないカネを貯めよ」と言ったのは実家の母でした。
実家の母は一度も外に出て働いたことがほとんどなく、いわゆる家事手伝いで過ごしてきた女性でまもなく80歳になろうとしていますが、母の生活の助けになったのは私の祖母から流れてきた「お金」でした。
亡くなった実家の父が無職だった時代がちょうど私が高校生の時期に当たっています。
母はそのお金で生活が苦しかった何年かを乗り切ったはずです。
母は株などする人間ではありませんでしたが、私には株式投資があります。
この方法に絶対的な信頼を置くわけにはいかないことは株式投資をされる皆さんならよくご存じのことと思いますが、「人の知らないカネを貯めよ」はこれで十分実行できます。
実際、私はこのお金でこっそり東京に頻繁に行き来(と言っても2カ月に1度ほどくらい)出来ましたし、芝居も美術館も、持ち物にもお金をかけることが出来た上に目を養えました。
もっと貯められたのですけどね。後悔はありません。
そしてすべては2年後。
2年後には何らかの動きがあるのでは、と自分では思っております。